糖尿病網膜症
糖尿病になり血糖値が高い状態が続くと、血管障害が起こり特に細い血管がボロボロになります。
腎臓、末梢神経、目の三大合併症に加え、脳梗塞、心筋梗塞、認知症などのリスクも高まります。
検査
眼科では、眼底検査により糖尿病網膜症の有無を定期的に診ていきます。
眼底の血管は、全身の毛細血管の中で直接見ることが出来る血管になります。
我々眼科医が検査で直接観察することが出来ますし、眼底写真により患者様自身に自己の網膜の状態をお見せすることも可能です。
正常眼底写真
眼の定期検査を受けましょう
眼の血管に異常(血管障害にによる眼底出血:糖尿病網膜症)があれば、眼に限らず全身の毛細血管にも同じような血管障害が起こっている可能性が考えられます。
眼の定期検査で確認しておくことは、内科をはじめ糖尿病に関わる全科の管理にとってとても有用となります。
糖尿病を疑われたり診断された場合は、早い時期からの眼科検診を勧めさせていただきます。
当院では「糖尿病眼手帳」をお配りし、定期検査の結果を他科の医療機関と共有し、積極的に連携を図ってまいります。
注意事項
眼底検査には瞳を開く点眼を使用します。
車やバイクでのご来院は出来ませんのでご注意願います。
- 診療内容
- 近視・遠視・乱視・老視
- 眼鏡・コンタクトレンズ処方
- 3歳までのスクリーニング検査
- 就学時健康診断・学校検診
- 斜視・弱視
- 眼精疲労
- ドライアイ
- 花粉症(アレルギー性結膜炎)
- 結膜炎
- ものもらい
- 飛蚊症・光視症(黒いものがとんだり光がみえる)
- 変視症(ものが歪んでみえる)
- 白内障
- 緑内障
- 糖尿病網膜症
- 加齢黄斑変性症
- その他網膜疾患(網膜剥離など)
- 心因性視力障害
- 不思議の国のアリス症候群