白内障
白内障は一部原疾患に伴うもの(糖尿病、アトピー性皮膚炎など)、ステロイドの副作用、外傷、先天的なものがありますが、多くの場合は加齢による変化で起こります。
ある程度の年齢に達すると、初発白内障という軽い白内障になります。
そこから徐々にすすんでくると、様々な自覚症状が現れます。
かすむ、まぶしく感じる、ぼやける、ものが二重に見える、周りが暗く感じる、そしてやはり進行すると視力が低下してきます。
治療
治療は、進行を遅らせる点眼を用いたりしますが、最終的には手術が必要になります。
病気と考えるより老化現象の一つですから、手術のタイミングは日常生活に不自由を感じた時で良いかと思われます。
また、ひとつの目安として、運転免許証の更新に必要な視力(0.7)を下回りそうな時に、手術を考えていただくよう提案をさせていただいております。
たまに運転免許証の更新の直前に、視力が足りずに慌てて白内障の診察に来られたり、手術の相談に来られる患者様がいらっしゃいますが、概ねどこの眼科施設でも白内障の手術は予約でいっぱいで、2~3ヶ月先までの手術待ちとなっています。
術後も視力の安定には約3ヶ月かかります。
運転免許証の更新の半年前には準備を始めなくてはならないことになります。
定期的に検査を受けましょう
4~6ヶ月に一度の定期的な視力検査による検診を受けて、現在の自分の視力を知っておくことで、慌てず余裕をもって対処することが可能になります。
車を運転されている方には、特に定期的な検診をオススメします。
手術対応が可能な施設を紹介させていただきます
当院では手術室は設けておらず手術は行いませんが、近隣の手術対応が可能な施設に紹介をさせていただいております。
日帰り、入院など希望にあった施設の相談をお受けいたします。
また私(院長)が以前副院長を務めていた、加須のあだち眼科での手術を希望される方は、当院から術前検査情報を送り、手術の予約を直接取ることが可能になっております。
加えてあだち眼科とご自宅までの無料送迎も用意できるシステムを整えております。
- 診療内容
- 近視・遠視・乱視・老視
- 眼鏡・コンタクトレンズ処方
- 3歳までのスクリーニング検査
- 就学時健康診断・学校検診
- 斜視・弱視
- 眼精疲労
- ドライアイ
- 花粉症(アレルギー性結膜炎)
- 結膜炎
- ものもらい
- 飛蚊症・光視症(黒いものがとんだり光がみえる)
- 変視症(ものが歪んでみえる)
- 白内障
- 緑内障
- 糖尿病網膜症
- 加齢黄斑変性症
- その他網膜疾患(網膜剥離など)
- 心因性視力障害
- 不思議の国のアリス症候群